タオルの生地には様々な種類がありますが、ここでは無撚糸地(むねんし)のメリット・デメリットをご紹介していきます。
通常のタオル生地は繊維をより合わせることで作られていますが、無撚糸地は繊維をほとんどより合わせずに作られているのが特徴です。
これにより、繊維間に多くの隙間が生まれて、ふんわりと柔らかい触り心地となります。
加えて、隙間があることで水分が入り込みやすくなるため、吸水性や保湿性が優れるというメリットもあります。
一方で、繊維をより合わせないという特性上、耐久性は低くなるのが一般的です。
洗濯すると、毛羽落ちが起こったり糸がほつれたりする可能性が高いので、洗濯時はネットに入れて十分な量の水を使って洗うことが大切です。
また、価格も一般的なタオルよりも高いというデメリットがあります。
以上のように、無撚糸地タオルにはメリット・デメリットの両面があるので、購入する際はその特徴を十分に理解しておくことが大切です。